赤穂民報

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ゆきむすめ

2018年01月13日

  • 『ゆきむすめ』 ○文/岸田衿子 ○絵/スズキコージ ○ビリケン出版

    『ゆきむすめ』 ○文/岸田衿子 ○絵/スズキコージ ○ビリケン出版

 雪についてのお話は、いろいろなところに語り伝えられています。
 雪の世界的な権威である中谷宇吉郎博士は「雪は天から贈られた手紙である」と述べています。
 ロシアの民話の中に「ゆきむすめ」という物語があります。
 「むかし、ある いなかに こどものだいすきな おじいさんと おばあさんが すんでいました」
 この書き出しからどんな物語を想像しますか。どこかの国にもこんな書き出しの昔話がありましたね。
 おじいさんとおばあさんは、子どもたちが雪だるまを作っているのを見て、かわいいゆきむすめの雪だるまを作りました。
 ゆきむすめは、にっこり笑って家に向かって歩き出しました。
 かわいいゆきむすめは、子どもたちとも仲良くなり、いつまでも子どもたちと遊んでいました。
 さて、この続きは…どうなるのでしょう。
 読んでみて、みなさんはどう思いました。この民話をロシアの子どもたちはどのように受け止めてきたのでしょうか…。
 四季の変化を、子どもたちにどう教えていくかということはとても難しいことです。
  * * *
 『ゆきむすめ』○文/岸田衿子○絵/スズキコージ○ビリケン出版


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掲載紙面(PDF):

2018年1月13日(2262号)4面 (14,117,413byte)


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