2018年01月25日
ネット上ですが、今月頃に入ってから赤穂市中心部の浮遊粒子状物質(SPM)の検出数値が異常なほど高く、「日本の赤穂という所はとんでもない場所」として海外にまで拡散しています。デマにしては、騒ぎが尾を長く引いているようです。恐らく機器の故障ではないかと思いますが、どうなっているのでしょうか。(匿名)
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指摘の「ネット上」は、兵庫県のサイト「ひょうごの大気環境」とみられる。県下各地の大気測定局で常時測定された速報値を1時間ごとに受信してインターネット上に公開する仕組みで、赤穂市内では赤穂市役所に設置されている。
同サイトを閲覧したところ、例えば1月19日14時のSPM濃度は県下の他の測定局が「0・000〜0・050」で安定している中、赤穂局だけが測定上限の「0・601〜」を表示した。
サイトを管理運営している県環境影響評価室によると、今月中旬に赤穂市役所の大気測定装置でSPMを測定する機器が故障しているのをメンテナンス業者が発見。測定履歴を確認したところ、「11月ごろから故障していたと思われる」ことがわかった。
同室は「誤った数値が表示されないように該当部分を『調整中』に切り替えるなど対処したい」としている。
[ 読者の声 ]
コメント
民報様、丁寧な調査ありがとうございました!投稿した者です。
2ヶ月にもわたる長期間、普通では考えられない異常値をネットで発信公表しておりながら、閲覧する一般素人が先に異変に気がついて、監視・管理する行政側が気がついていないのにはビックリです。
立派なシステムを備えながら、行政の側に、普段から常時数値を監視している人がいない事が窺えます。
意外と、こんな程度なんですかね?ちょっとガッカリです。
投稿:ちょっと、ビックリしました 2018年01月25日
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