2018年02月13日
「いきいき百歳体操」のリーダー養成講座
高齢者の介護予防への効果が注目されている「いきいき百歳体操」を広めようと、リーダー養成講座がこのほど中広の赤穂市総合福祉会館で開かれた。
「いきいき百歳体操」はアメリカ国立老化研究所が推奨する運動プログラムを参考に、平成14年に高知市が考案した筋力運動。椅子に座ったままできる動作を中心に12種類の体操や運動を30分程度かけて行う。赤穂市内でも地域包括支援センターが週1回以上活動に取り組むグループを支援しており、昨年12月末時点で28団体576人が登録している。
養成講座には登録団体の代表者や高齢者福祉施設の職員、これから活動を立ち上げようと考えている人など約90人が参加。体操を行う際のポイントを実習し、受講者同士の意見交換も行った。
同センターが活動に継続して参加している人を対象に行ったアンケート調査では、体力の維持・改善を実感していると答えた人が85%を超えたという。
今月6日に活動グループ「いきいき宮前」を発足した世話人の岸章夫さん(71)は「健康づくりだけでなく、参加者同士のコミュニケーションの場としても役立てたい」と抱負を話した。
活動団体は、おおむね65歳以上の4人以上で週1回以上、活動できることなどが条件。会場はメンバーの自宅でも可。体操で使用する器具(おもり)と動画DVDを無償で貸りられる。問い合わせは同センターTel42・1201。
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