2018年02月17日
ストーブのない中学校に暖房を設置するべきか否か。(赤穂民報ホームページのコメント欄で)活発にやり取りされているのを読み、感じたことを書かせていただきます。
私は、義務教育課程の小学校と中学校は子どもたちが勉学に専念しやすい学習環境を用意すべきと思います。「寒さ暑さを我慢して心身を鍛える」という考え方もあるようですが、それは体育で身に付けるものではないでしょうか。国語や数学の授業中にそうした我慢は不要と思います。
過保護にすることはないと思いますが、やはり国が定めている基準(10度以上30度未満)が標準になるのだと思います。記事を読んで知りましたが、国は「最も望ましい環境」として「冬期で18〜20度」としているのですね。ということは、「10度以上30度未満」に温度を調節するのは「過保護」ではないと思います。
「寒さに立ち向かうたくましい体力を作る」ために「教室にある冷暖房設備の一斉撤去を強く望む」というご意見もありましたが、それを公立学校に強いるのは私は反対です。そういう環境を望む生徒や保護者がもしいらっしゃるのであれば、そういう教育方針の学校(おそらく私学になろうかと思いますが)を探されればよいと思います。もし、そうした学校が通学できる範囲にないのであれば、その地域ではそういうニーズが少ない、あるいはそういう教育理念を持った学校運営者がいないということなのでしょう。
体力があって頑強なお子さんもあれば、そうでないお子さんもおられます。病弱な児童生徒は学校に来なくてよい、などとおっしゃる方はまさかおられないでしょう。学校(特に公立)は誰もが安心して勉強できる場であってほしいです。(元保護者)
[ 読者の声 ]
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掲載紙面(PDF):
2018年2月17日(2267号)3面 (11,175,098byte)
コメント
本当に、たくさんの貴重な意見が出されて素晴らしいと思いました。
例えば加湿器の話も出ていたと思いますが、導入によって赤穂市が負担する医療費が
少しでも削減されたり、市民が健康を維持できるなら、安価で有益であると思いました。
沢山の方の意見が寄せられ、素晴らしい意見が赤穂市の行政にも反映されることを切に願うばかりです。
投稿:トンビ 2018年02月18日
(元保護者様へ)
私と違い、とても分かり易い表現で感服いたします。
国の基準や教育方針等、私が伝えたいことと同じです。
前にもコメントしましたが、風邪やインフルエンザが流行すると、子供たちだけでなく、
先生が感染するリスクがあります。
先生も感染されるのを喜ぶ方は居られないでしょうし、先生が感染すると授業は滞り、
子供たちは後から詰め込み補習という、計画的ではない勉強の負担を強いられること
になる可能性があります。
病原菌は目に見えないので、環境面で予防するのは、できる限りのリスク軽減が対策
になります。
厳しい表現ですが環境改善されていない今の教室は、「バイオテロ培養室」とも捉われ
かねない虞があると私は思っています。
保護者の方であろうがなかろうが、総合的に勘案して「改善するほうが良い」と多くの方が
賛同されることを願っております。
* * * * *
(赤穂民報様へ)
ご提案なのですが、「学校・園の環境改善」に関する本web上に寄せられたコメントを集約
して紙面に掲載できないでしょうか?(賛成派、反対派それぞれの意見要望コメントを集約)
全部とは言いません。赤穂民報様の編集判断で良いと思いますし、コメントも締め切りを
設けて一旦締めくくっては、いかがでしょうか。ご検討よろしくお願いいたします。
<理由>
紙面だけの情報しか知らない市民の方は、各々わからない内容も多々ありますし、勘違いされる
こともあると思います。また、多くの方のコメントが寄せられていることを、より多くの方が共有する
ことが出来ると思うからです。
投稿:赤穂市民の保護者A 2018年02月18日
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