「高取峠トンネル化」施政方針に文言
2018年02月22日
-
自身４度目となる施政方針演説を行った明石元秀市長
明石元秀市長は２２日、開会中の市議会第１回定例会で平成３０年度の施政方針を演説。主要施策と予算概要を述べた。
「市長就任から３年余りが経過し、１期目の仕上げの年」と位置付け、「より多くの市民との対話を通して、ともに知恵を出し合いながら、施策の展開を図っていきたい」と抱負を語った。
市の総合戦略と総合計画に沿って政治姿勢や主な施策を展開。▽赤穂塩の知名度向上と販路開拓を図る「しおブランド化推進事業」▽出産前の妊婦とパートナーに必要な知識や技術を学ぶ「プレママ・プレパパクラス」▽都市公園への植樹ボランティアを募集する「さくらの名所復活大作戦」−など新規・拡充事業を盛り込んだ。
「広域幹線道路整備促進」に関する施策に「国道２５０号トンネル化の要望のため、高取峠における交通量等の現況調査を実施」と明記。高取峠のトンネル化について施政方針で触れられたのは、市議会の議事録検索システムで調べられる平成１１年以降では初めて。
その他、前年度との比較では、産廃最終処分場建設計画への対応は、「動向を注視し、適切に対応していく」とのスタンスを踏襲。「自然環境等との調和を引き続き求めていく」としていた太陽光など再生可能エネルギー発電設備の設置に関しては、「自然環境等との調和を図っていただく」と語調を和らげた。また、「相生市と連携して検討を進める」としていた「ごみの広域処理」は記述がなくなった。
施政方針に対して各会派が市当局を質す代表質問は３月５日（月）と６日（火）に行われる。
[ 政治 ]
掲載紙面（PDF）：
2018年2月24日(2268号)1面 (10,556,430byte)
コメント
インターに道の駅を県や国と協力して作る気もない赤穂。
産廃処理施設だけ乱立して、このままでは移住したいネタもなく、いずれ過疎村と化し消滅します。
投稿：↑追伸 2018年09月01日
立派な尾崎や坂越のトンネルは出来たのに、なぜ、もっと古来から悲願の高取は出来ないのでしょう？先日、神戸のことになると、５００億円もかけて簡単に橋をかけると言う県。豊岡には、赤穂ゆかりの平田オリザさんを学長に県立の芸術大学を作るらしいし・・・・西端は無視でしょうか？最近、シカなどの増加で赤穂線の遅れが問題になっています。せめて相生から播州赤穂までは複線化出来ないのでしょうか？県からは、道路も、トンネルも、鉄道も、教育機関も、全く夢のある開発計画が聞こえて来ません。ま、しかし、熱意のこもった継続的な陳情が赤穂からないのが一番の原因でしょうがね・・・・
投稿：高取トンネルと赤穂線の複線化はセット 2018年09月01日
千種川の山陽道にスマートIC整備してもらって
急ぐ人は有料で
投稿：トンネルは維持費が高い 2018年02月28日
「国道２５０号トンネル化｣が本当に有効な手段なのだろうか？
これだけお願いしても進まない案件、空想論で収束する気
がする。
国道250号トンネル化よりも｢赤穂-相生｣に繋がるルートを
1つ増やすことが重要であり、その時にトンネル化で災害
対策、渋滞緩和に繋がる気がする。何れにしても高額費用
を要するのは必然ならば、有効性の高い方針を考えて
ほしい。
投稿：とある親父 2018年02月23日
3年かけてやっと明記ですか。
投稿：はや3年 2018年02月22日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。