2018年03月03日
プールトレーニングにも取り組める「マスターズ倶楽部」
要支援・要介護者をはじめ、運動機能の維持・改善を目指す高齢者にトレーニングやリハビリのプログラムを提供するデイサービス「マスターズ倶楽部」が加里屋にこのほどオープンした。
赤穂中央病院系列の社会福祉法人玄武会が今年1月に開設した。鉄骨造2階建ての建物に20種類のトレーニングマシンを導入。さらに温水プール(縦4メートル、横8メートル)とジャグジーもあり、膝や腰への負担を軽減した歩行訓練も行える。
理学療法士や健康運動指導士といった専門スタッフを配置し、利用者一人ひとりに応じたトレーニングやリハビリのプランをコーチ。昼食付きのコースで提供される「日替わり御膳」は管理栄養士の献立で、きざみ食にも対応する。
オープンからまだ2カ月ほどだが、寝たきりになりそうだった利用者が座った姿勢で運動できるくらいにまで回復するなど、早くも効果が表れ始めているという。また、要支援・要介護の認定がなくても、市地域包括支援センターがサービスの利用が必要と判断した高齢者(事業対象者)も利用できる。
「要介護度の軽減から介護予防まで幅広いサービスを提供できます」と室井麻里所長。「利用者の皆様がいつまでも自宅で元気に過ごせる『健康長寿』をサポートしていきたい」と抱負を話している。
日曜定休。見学可。Tel42・1600(午前8時半〜午後5時半)。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年3月3日(2269号)4面 (11,480,199byte)
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