2018年04月08日
観客の希望に応じてポーズを取る女人義士
塩を城へ献上する様子を再現した「御塩道中」や獅子舞、傘踊りなどがにぎやかにパレードする「春の義士祭」が8日開催された。
義士を祀る上仮屋の赤穂大石神社を起点に約1キロを行進。討ち入り装束に身を包み四十七士に扮した「女人義士行列」がメーンを飾り、城下町を華麗に彩った。
毎年12月の赤穂義士祭は史実に沿って男性のみの義士行列が行われる。「女人義士行列」は「女性にも義士の気持ちを味わってもらおう」と同神社が平成16年から始めた。「春の義士祭」の恒例として定着し、出演者を公募するとすぐに定員に達する人気ぶりという。
15年目となった今回は大阪、岡山など県外からも参加があり、小学生から大人まで幅広い年代の四十七士が揃った。鉢巻きに桜の造花を挿し、陣太鼓の合図に合わせて華やかに歩を進めた。
塩屋の小学1年、柴原幸ちゃん(6)は姉のあかりさん(13)、優果さん(11)と3姉妹一緒に出演。「おさむらいさんになったよ」とにっこり。関西福祉大学からグループで参加した看護学部2年の福井奈月さん(19)は友人たちと高らかに勝ちどきを上げ、「すごく楽しかった。忠臣蔵はあまり知らなかったけれど、これをきっかけに興味を持ちたい」と話し、終始観客に笑顔を振りまいた。
[ イベント ]
掲載紙面(PDF):
2018年4月14日(2274号)3面 (14,953,880byte)
コメント
歴史上の偉人、特に戦国武将などを輩出した土地柄のある自治体では、その武将になったかのような仮装をメインに、故郷創生に繋げるべく、色々なイベントを開催していますね。
特に、アニメや影像、コスプレなどでの紹介は、今や、知名度アップ、観光客誘致の手段・アピールとしては欠かせない材料です。その点においては、忠臣蔵を持つ赤穂は遅いくらいです。
現在、サンテレビで再々放映されている、戦国鍋TVなどの根強い人気はそれを表わす証拠です。
題材によっては、史実を茶化すとの批判もありますが、若い人に興味を持って、それを切欠に歴史を振り返って検証してもらえればいいのではないでしょうか?
厳かな儀式も兼ねる12月の義士祭と、今風の忠臣蔵の楽しみ方で盛り上がる春の義士祭。上手く仕分けて手段多様に伝える事は、先人が歌舞伎に書き換えて残した事とも重なると思います。
コスプレはやりたい人がやる。成りきれる人がやるのが基本です。
今後も、本場の赤穂で憧れの義士になりたくて、全国から女性の希望者が集まる春の義士祭、がんばって下さい!
投稿:見せるだけから、参加するお祭りへ! 2018年04月14日
12月の義士と比べて、この春の女人義士。
例えますと、熟柿ともぎたての果実ぐらいの違いがありますね。
化粧乗りも抜群にいいです。
写真から伝わるものはエネルギーです。
追慕であれ、祭りへ昇華したならば、生命のエネルギーが不可欠だと思うが、12月の義士はみんな戦争で死んだのだろうか?
ミイラ化した義士に新しい生命を吹き込む良いキッカケになってほしいですね。
投稿:ギシギシ君 2018年04月14日
参加人数や観客動員では12月の義士祭に及びませんが、追慕をルーツとする12月の義士祭とはまた違った華やかな雰囲気を取材していて感じました。女人義士のみなさんが沿道の観客に袋入りの塩を配ったり、気さくに写真撮影に応じたりといったサービスもあり、お一人目の「赤穂市民」さんの「12月の義士祭よりも盛り上がっていました」とのコメントも、見方によっては成り立つのではないかと判断しました。
投稿:赤穂民報 2018年04月14日
何をもって12月より盛り上がってたのですか?
参加人数?
観光人数?
適当なこと言って興味を持たすのはどうなんですかね?
知らない人が見て、来年来たら詐欺だな(笑)
民放さんの不適切な判断はどうなんですかね。
投稿:赤穂市民 2018年04月14日
女人義士行列も寒い12月の義士祭と一緒にやって下さい!四十七士も寒い中討ち入りに行ったからね!!
投稿:マケオ 2018年04月14日
12月のをやめて、全力で春の義士祭したら。
投稿:それなら 2018年04月09日
初めて見ましたが、12月の義士祭よりも盛り上がっていました
投稿:赤穂市民 2018年04月08日
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