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鷏和の山林に死体遺棄 2容疑者を逮捕 1人は地元出身

2018年04月11日

  • 死体遺棄現場周辺を調べる捜査員

    死体遺棄現場周辺を調べる捜査員

 赤穂市鷏和の山林に男性の遺体を遺棄したとして、兵庫県警捜査1課と神戸西署は11日、死体遺棄容疑で飲食店経営の男(22)=神戸市中央区生田町=と飲食店員の男(21)=同区加納町=を逮捕した。
 逮捕容疑は今年1月27日から今月10日までの間、鷏和の山中に、神戸市西区伊川谷有瀬の自営業男性(33)の遺体を遺棄した疑い。捜査関係者によると、取り調べに対し、一人は容疑を認め、もう一人は否認しているという。
 捜査本部によると、男性は1月27日に外出したまま行方がわからなくなり、母親が3月1日に神戸西署へ行方不明者届を提出。警察の捜査で2人が浮上した。容疑を認めた1人の供述に基づき、10日夜に山林の地中から遺体が見つかり、身元を調べた結果、男性と確認された。遺体は腐敗がみられるといい、司法解剖して死因を調べる。
 逮捕された経営者の男は赤穂市出身。関係者によると、飲食店員の男は従業員だった。捜査本部は、男性の遺体を遺棄した動機を追及するとともに、男性が死亡した経緯についても両容疑者が知っている可能性があるとみて捜査する方針。
 現場はJR天和駅から東へ約400メートル。近くの工場に勤務する女性は「(11日の)朝から警察の人たちが来ていた。事件のことをニュースで知って驚いた」と話した。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2018年4月14日(2274号)1面 (14,953,880byte)


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