2018年04月12日
赤穂市鷏和の山林に知人男性の遺体を埋めて遺棄したとして、神戸市の飲食店経営の男ら2人が逮捕された事件で、遺体で見つかった男性の死因が首の血管を切断されたことによる失血死だったことが12日、捜査本部への取材でわかった。
捜査関係者によると、男性の首の右側に刺し傷があり、静脈が切断されていた。死亡推定時期は「今年1月下旬ごろ」という。男性は今年1月27日に「知人の男に会う」と家族に伝えて外出して以降、行方がわからなくなっていた。
死体遺棄容疑で逮捕されたのは、飲食店経営の男(22)=神戸市中央区生田町=と飲食店員の男(21)=同区加納町=。飲食店経営の男は赤穂出身で、死体を遺棄した場所は父が所有している山林だった。
捜査関係者によると、飲食店経営の男は神戸市中央区で居酒屋を経営し、飲食店員の男はその店の従業員。2人とも岸さんとは知人関係にあった。飲食店経営の男は客引き防止条例違反者として過去1年間で3度、兵庫県が氏名を公表しており、警察は岸さんとの間で客引きをめぐるトラブルがなかったか捜査している。
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2018年4月14日(2274号)1面 (14,953,880byte)