2018年04月27日
能「羽衣」の一場面=Ⓒ柳谷明伸
能楽の祖、秦河勝ゆかりの地として日本の伝統芸能の魅力を市民に広めようと、赤穂市文化とみどり財団などが主催する「第2回赤穂市民能」(7月14日、赤穂市文化会館ハーモニーホール)の入場券一般販売がこのほど始まった。
演目は羽衣伝説を題材にした「羽衣」。天女を金剛流シテ方の今井清隆、漁師の白龍を福王流ワキ方の江崎正左衛門が演じる。赤穂ゆかりの金春流太鼓方、三島元太郎も前回に続いて出演。金剛龍謹(たつのり)による仕舞「加茂」の上演もある。
市民能は2年ぶりの開催で、同財団は「舞金剛・京金剛と称される金剛流の雅な舞台を堪能してほしい」と鑑賞を呼び掛けている。
小ホールで午後2時開演。舞台横に字幕を表示するほか、各演目前に古典芸能研究の専門家や能楽師による演解説あり。入場券は全席指定で4000円(ハーモニーホール友の会3200円、高校生以下1000円)。同館窓口(Tel43・5111)、赤穂民報社(Tel43・1886)で販売している。
掲載紙面(PDF):
2018年4月28日(2276号)1面 (6,673,243byte)
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