2018年05月01日
現在も警察によって規制線が張られている死体遺棄現場
赤穂市鷏和の山林地中から首を刺されて死亡した神戸市西区の自営業男性(33)の遺体が見つかった事件で、兵庫県警神戸西署捜査本部は1日、男性の死体遺棄容疑で逮捕した飲食店経営の男(22)=神戸市中央区生田町=と飲食店員の男(21)=同区加納町=を殺人容疑で再逮捕した。
捜査本部によると、容疑について1人は認め、もう1人は黙秘しているという。
逮捕容疑は今年1月27日ごろ、男性の自宅近くの路上から赤穂市鷏和へ移動するまでの間に普通自動車内で男性の首を刃物のようなもので切りつけるなどして殺害した疑い。
関係者によると、男性と容疑者2人は神戸・三宮の繁華街で客引きの仕事をしており、何らかのトラブルがあったという。捜査本部は殺害の動機や詳しい状況などを引き続き追及するとともに凶器についても捜査する。
警察の調べでは、男性は今年1月27日に自宅から外出して以降、行方が分からなくなった。4月10日に飲食店経営の男の父親が所有する山林から遺体で見つかり、捜査本部が容疑者2人を死体遺棄容疑で逮捕した。
[ 事件事故 ]
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2018年5月12日(2277号)4面 (11,357,483byte)