2018年06月17日
梅雨晴れの下行われた「お田植祭」
五穀豊穣を祈る神事「お田植祭」が17日、加里屋西沖の赤穂大石神社神田で行われ、梅雨晴れの下、かすりの着物の早乙女たちが古式に則り苗を植えた。
神事の後、神酒と塩で清めた水田に関西福祉大学の女子学生が扮する早乙女8人が入り、太鼓の合図に合わせてヒノヒカリの早苗を手植えした。
観覧者約50人のうち数人が飛び入り参加。約30年ぶりに田んぼに入ったという89歳の女性は「ひっくり返らないか心配でしたが、昔を思い出しました」と笑顔で話した。
同神社は「国際コメ年」だった平成16年に「お田植祭」を73年ぶりに復活。今回で15年目となった。秋には収穫を祝う「抜穂祭」を行う。飯尾義明宮司は「日本の主食であるお米の大切さを再確認してもらえれば」と話した。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2018年6月23日(2282号)1面 (6,825,231byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。