2018年06月23日
大勢の来場者でにぎわった図書リサイクル
保存期間の過ぎた蔵書などを無償で市民に提供する図書リサイクルが23日、中広の赤穂市立図書館であり、大勢の来場者でにぎわった。
同館は平成14年に移転新築してから16年目。収容可能な蔵書量の20万冊を超えたため、重複して所蔵する文庫本や保存期間を超過した白書など約2600冊を処分することに。雑誌以外では初めてリサイクルを実施した。
会場の1階ギャラリーにはジャンルごとに本を仕分けした段ボール箱がずらり。夫婦と子ども2人で来場した加里屋の主婦(38)は「目当てにした絵本はなかったですが、たくさんの中から本を選べて楽しい」と旅行ガイドブックなど数冊をゲット。絵画収集が趣味という東有年の男性(70)は美術年鑑9冊を手に入れ、「大収穫です」とうれしそうだった。
同館は「おそらく来年以降も図書リサイクルを実施することになる」と話している。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年6月30日(2283号)3面 (8,925,467byte)
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