2018年06月26日
大阪北部地震を受けて赤穂市教委が市内小・中学校を対象に実施した学校ブロック塀の緊急点検で、建築基準法に適合しない塀が3校で見つかった。市教委は「撤去や補強など何らかの対応を早急に取りたい」と話している。
建築基準法では、塀の高さが1・2メートルを超える場合、塀を補強する「控え壁」を3・4メートル以下の間隔で設置しなければならない。
各校の調査結果を取りまとめた市教委総務課によると、高さが1・2メートルを超えているにもかかわらず、控え壁の間隔が3・4メートルよりも広い塀が小学校1校、中学校1校でそれぞれ見つかった。別の中学校ではコンクリート製支柱が埋め込まれた高さ1・8メートルの壁に控え壁が設けられていなかった。「支柱によって強度的には問題ないかも知れないが、法律には適合していないと判断した」という。
点検は、今月18日の大阪北部地震で倒れた小学校のブロック塀にはさまれて小学4年女児が死亡した事故を受けて市教委が行った。赤穂市は、学校以外の市が管理する施設についても緊急点検を進めており、近日中に結果を公表する予定だ。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年6月30日(2283号)1面 (8,925,467byte)
コメント
神戸市は、一般住宅についても危険なブロック塀の改修工事に補助金を出すらしい。さすが決定が速い!
投稿:今日のNEWS 2018年06月28日
自分の家の塀も補強しないといけないですね!!犠牲者が出たら遺族から訴えられて補強するよりお金かかるからね!!
投稿:ゴリラのマーチ 2018年06月26日
公共の施設は勿論ですが、通学路にある一般の民家などの違法ブロック塀はほったらかしですか?なんやら、中途半端な対策になってませんか?
何らかの指導・警告は必要なんではないでしょうか?
天災でも、このような痛ましい事故が起きると家主として責任があるよ!と、自覚させる事が大事と思います。
投稿:まずは赤穂から厳しく! 2018年06月26日
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