2018年07月06日
JR備前福河駅に設置された横断幕
国内最大級のカルデラ跡「赤穂コールドロン」が見える駅としてPRしようと、福浦のJR備前福河駅に横断幕がこのほど設置された。
今年9月15日から同駅でIC乗車券「ICOCA(イコカ)」の利用が可能になるのに合わせ、乗降客数の増加につなげようと、赤穂観光協会と地元ボランティアグループが共同で設置した。縦約1メートル、横5メートルのビニール製で「赤穂コールドロンが見える駅」「福浦にイコカ」などと文言が入っている。
赤穂コールドロンは約8200万年前の火山噴火で出来た巨大カルデラ跡。東西約21キロメートル、南北約16キロメートルの大きさと推定され、熊本の阿蘇(長径約25キロメートル)、鹿児島の姶良(同約20キロメートル)に匹敵する。同駅の北西約500メートルの山肌には、カルデラが陥没した際に出来たとみられる急斜面を見ることができる。
横断幕の取り付けに参加した地元の奥道栄三さん(68)は「無人駅ですが、これで便利になる。福浦のことを少しでも多くの人に知ってほしい」と願った。
JR西は今年9月に山陽線、赤穂線など管内計32駅でイコカを導入する。赤穂市内では坂越、有年、天和、備前福河の4駅で導入され、市内すべての駅でイコカが使えるようになる。
[ 社会 ]
コメント
はたして、この駅に、ICOCAは必要なんでしょうか?
採算性はどうでもいい?
投稿:?! 2018年07月07日
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