2018年07月19日
東元良宏局長(左)へ署名を手渡す塚本義勝会長=協議会提供
西有年から上郡町梨ヶ原にかけての山林を予定地とする産業廃棄物最終処分場建設計画をめぐり、上郡産廃問題対策協議会は19日、施設設置許可を出さないように求める住民署名1万0166筆を兵庫県へ提出した。
署名は上郡町内の複数の自治会と住民グループでつくる同協議会が今年3月から集めた。この日は役員13人が長岡壮壽県議と同町議2人とともに西播磨県民局を訪問し、東元良宏局長へ署名簿を手渡した。
塚本義勝会長は今月上旬の西日本豪雨災害について触れ、豪雨災害で処分場から産廃が流出する危険性を指摘。「今後、豪雨災害は日本のどこで起こってもおかしくないと専門家も述べている。産廃処分場の建設を止めることが安全安心の最善策だ」と語った。
署名簿を受け取った東元局長は「みなさんの気持ちはよく理解している。法律に則って厳正、慎重に審査していく」と話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年7月21日(2286号)1面 (7,016,479byte)
コメント
梨ヶ原出身地の74歳の男性です。産廃処理場が画策中と知り、その暴挙に驚いています。西日本最大規模と聞きます。行き場の無い核廃棄物処理も見え隠れします。地元では雇用の促進とか神社の改築とかに惑わされないように。子孫に被害を先送りしてはいけません。故郷離れて50年.遠く山口の地から心配しております。
投稿:須内 優 2018年07月20日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。