2018年07月25日
工房で赤穂緞通を見学するアームストロングさん(左)とリーさん
兵庫県国際交流協会がイギリスの名門、オックスフォード大学とケンブリッジ大学の学生を受け入れる「オックスブリッジ英語サマーキャンプ」で来日中の学生2人が25日、赤穂を訪れ、市内の社寺や緞通工房などを巡って日本文化に触れた。
来穂したのはローレン・アームストロングさん(22)=オックスフォード大学4年=ら2人。今月18日から来月20日まで日本に滞在中で、プログラムの一環として1泊2日の日程で赤穂を訪れた。
市役所で市長表敬訪問や交流会に出席した後、赤穂緞通の制作体験ができる加里屋の「技術・研修工房つむぐ」で機織りを体験。研修生から一連の工程を教わった。マレーシア出身のエリザベス・リーさん(19)=ケンブリッジ大学1年=は「作り上げるまでに相当の忍耐が必要ですね」と、完成品の繊細な文様に感心していた。
花岳寺と赤穂大石神社にも参拝し、この日は赤穂市国際交流協会の会員宅へホームステイ。26日は坂越の町並みや有年の古墳などを見学する。
同事業は今回で13回目で参加者が赤穂市を訪れたのは初めて。市は2人から感想を聞き取って今後の外国人観光客誘致の参考に役立てたいとしている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年7月28日(2287号)3面 (9,249,118byte)
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