赤穂民報

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唐船サンビーチでぬかるみ再発

2018年07月26日

 今月上旬の西日本豪雨による影響でオープンが見送られていた御崎の赤穂唐船サンビーチ海水浴場について、赤穂市は26日、「海底の一部にぬかるみが確認された」などとして、今年度の開設中止と遊泳禁止を決定した。
 同海水浴場では平成24年、人が足を取られるほどの軟弱な土砂が海底に堆積して危険な状態であることが判明し、管理する兵庫県が一帯を立入禁止に。有識者らによる対策検討委員会の助言に基づいて軟弱土砂の除去と覆砂の投入を行い、工事が済んだゾーンに限定して26年に海水浴場を再開した。
 今年も7月16日からオープンを予定していたが、5日から8日かけての大雨後に調査したところ、2〜3カ所でぬかるみの再発が確認された。木くずなどの漂流物がいまだに海水中に残っていることもあり、市は「利用者の安全性を考慮」して今年度の開設中止を判断した。
 県は「来夏には海水浴場を開くことができるよう、検討委員会のメンバーに助言を求めつつ対応を検討していく」(港湾課)と話している。
 市運営の海水浴場は市内に3カ所あり、尾崎の丸山県民サンビーチは当初予定通り16日に開設。御崎の福浦海水浴場は漂着物の撤去作業のため5日遅れて今月21日にオープンした。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2018年7月28日(2287号)1面 (9,249,118byte)


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