2018年07月31日
学生が中学生をコーチしたバレーボール教室
関西福祉大学女子バレーボール部が30日、中学生を対象にしたバレーボール教室を開催。元全日本女子代表コーチの水野秀一監督(37)と部員12人が技術を指導した。
同大学の指定強化クラブとして今年4月に発足した同部は初参戦した春の関西大学女子7部リーグを1セットも失わず全勝で制した。バレーボール教室は地域貢献の一環で、新田の同大キャンパスにある体育館に市内4校から計30人が集まった。
この日のテーマは「ボールを仲間でつなぐ楽しさを感じよう」(水野監督)。6チームに分かれて行った試合形式の練習では各チームに学生が2人ずつ入り、中学生たちと一緒にプレー。積極的に声を出す学生に連られて中学生も生き生きとコートを駆け回った。
ポジション別の練習もあり、セッターはトスを上げるときの腕の角度、ブロッカーはジャンプするタイミングなど細かいテクニックをコーチ。赤穂西中2年の横山葵さん(13)は「丁寧に教えてもらえて参考になった」と喜び、坂越中顧問の魚住晃教諭は「レベルの高いプレーを肌で感じられたのが大きい。練習方法も取り入れたい」と話した。
学生らは全員教育学部に在籍しており、「将来、教員や指導者を目指す学生たちにとっても良い経験になった」と水野監督。今後も継続して教室を開催する予定にしている。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2018年9月1日(2291号)4面 (9,207,979byte)
コメント
学校のブランド化は、スポーツ強化が一番効率的やね。
学生は頑張って、1部リーグ→?リーグのルートを築いてほしい。
投稿:ドライブサーブは昔 2018年07月31日
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