赤穂民報

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住宅地で車両火災 消火器で類焼防ぐ

2018年08月08日

  • 初期消火で類焼を防いだ山本太さん

    初期消火で類焼を防いだ山本太さん

 8月8日午後1時10分ごろ、赤穂市加里屋南の民家敷地内に駐車していた軽トラックのから煙が出ていると119番通報があった。
 車の運転席部分が全焼。近くで建築工事をしていた男性が自治会設置の消火器2本と工事現場に備えていた消火器1本を使い、消防車が到着する前に消し止めた。出火当時、車に人は乗っておらず、けが人はなかった。エンジン部分は燃えていないことから、車内から出火したものとみて消防と警察が原因を捜査している。
 現場は民家が建ち並ぶ住宅地。最初に火災に気付き、そのまま消火活動に当たった姫路市家島町坊勢の大工業、山本太さん(49)は5年前まで消防団員だったといい、「もう少しで家に燃え移るところだった。何とか消火器で消し止められて良かった」とほっとした表情を浮かべた。


事件事故 ]

掲載紙面(PDF):

2018年8月11日(2289号)3面 (11,343,979byte)


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