2018年08月09日
終戦記念日の8月15日(水)、戦中戦後の食糧難を象徴する団子汁を食して当時に思いをはせる「感謝と反省のつどい」が大津の妙典寺で行われる。
昭和57年から続く同寺の恒例行事で井本学明住職は「飽食を反省し、何を反省すべきかを自分に問い掛ける機会にしてもらえれば」と来場を呼び掛けている。
小麦粉を練って早朝から調理した団子汁を大鍋で炊き出し、午前11時ごろから参拝者に無料で提供する。戦没者慰霊法要に続いて正午に1分間の黙祷。「暗い社会を一瞬でも明るく笑って過ごして」と大道芸ショーを午前11時10分と午後0時45分の2回催す。平和をテーマにした書道展、豪華賞品が当たる福引きもある。
「戦争がどういうものなのか少しでも感じてほしい」(井本住職)と今回初めて太平洋戦争の記録映画を本堂で上映。また、正午の黙祷に続いて「玉音放送」のCDを境内に流す。
同寺は新田交差点北約400メートルの船渡橋北詰を西に入ったところ。Tel43・9305。
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掲載紙面(PDF):
2018年8月11日(2289号)4面 (11,343,979byte)
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