2018年08月18日
手作りのお盆灯ろう
有年横尾の中町(なかまち)町内会(12世帯)で、お盆に合わせて住民有志が手作りの灯ろうを飾り付けた。「地域の先人に感謝する気持ちを表そう」と今年初めて実施。牛乳パックや空き缶などを材料に作ったかわいらしい灯ろうが風に揺らいだ。
中町町内会は、かつては運動会や山登り、松茸狩りなど交流行事が盛んだったという。世帯数の減少でそうした行事はなくなったが、今でも「結束が強い」のが自慢。今年5月に住民の一人が亡くなり、「初盆の迎え火と送り火を灯ろうで」とアイデアが出た。
紙パックの空き容器に色紙の切り絵を張り付けたものや空き缶にカッターで切り目を入れてランタン状にしたものなど計40個を作った。竹内源吾会長(66)が自宅駐車場の一角を提供。14日から16日まで夕暮れ時にろうそくを灯し、明かりを眺めながら和やかに談笑した。
竹内会長は「できれば、『日本一小さな灯ろう祭り』として来年以降も続けたい。少しずつ数を増やして、ゆくゆくは地域の風物詩になれば」と思い描いている。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2018年8月25日(2290号)4面 (7,246,268byte)
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