2018年10月03日
木の実や間伐材を活かした木工クラフト展を開催している岡本隆至さん(右)と安藤収二さん
木の実や間伐材を素材に活用した木工クラフト展が東有年のギャラリー&カフェ「ほっとたいむ」で開かれている。塩屋の安藤収二さん(75)と城西町の岡本隆至さん(70)の二人展。人形や家具など約90点が並ぶ。
2人はともに「赤穂森の倶楽部」の会員で、「そのままだと土に帰ってなくなってしまう木の実や枝を作品として甦らせたい」と共通の思いを持つ。安藤さんは野山で見つけたドングリやマツボックリで動物を擬人化したかわいいミニチュア人形を作り、餅つきや昔遊びなど郷愁を感じる場面を再現。岡本さんは森林保護ボランティア活動を行っている西有年の山林で間伐したヒノキを椅子や棚などに生まれ変わらせた。
「作品から懐かしい思い出を感じてもらえれば」と安藤さん。岡本さんは「地元の材料から作ったものなので、ぜひ地元の人に見てほしい」と話している。
10日(水)まで午前8時〜午後5時(最終日は2時まで)。7日(日)、8日(月・祝)は休み。Tel49・2992。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2018年10月6日(2295号)3面 (9,531,415byte)
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