2018年10月16日
念願だった全国大会入賞を果たした村下綺菜さん
高1から中1までの国内トップアスリートが競う陸上の第49回ジュニアオリンピック(12〜14日、横浜市・日産スタジアム)のA女子3000メートルで赤穂東中3年の村下綺菜(あやな)さん(14)が9分38秒42の自己新記録で4位入賞。「思っていた以上の順位と記録が出てうれしい」と喜びを語った。
予選を全体3番目のタイムとなる9分41秒74で通過した村下さんは決勝も積極的に集団の前方でレース。A女子の今季最高記録で走った優勝選手には水を開けられたものの、わずか0・4秒の間に5人がゴールした4位争いで最先着した。
8月の全中総体は1500メートル10位。初めて経験した全国トップレベルのスピードについていけず、目標にしていた入賞(8位以内)に及ばなかった。「自分らしい走りをする」と心掛けた今大会。「距離が長い方が得意」という言葉通りの走りを見せ、竹原史也顧問も「全中の経験を活かして自分の力を出しきった最高のレース」と称えた。
次の目標は駅伝。県大会出場を目指すチームをエースとして引っ張るほか、都道府県対抗女子駅伝の代表入りも視野に入れる。村下さんは「練習から精一杯頑張ります」と謙虚に語った。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2018年10月20日(2297号)4面 (6,472,966byte)
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