2018年10月18日
10月18日午前5時30分ごろ、赤穂市加里屋の関西電力赤穂発電所で、通路に置いてあった鋼材入り段ボール箱1個が燃え、近くにいた作業員4人が消火した。現場に火の気はなく、警察と消防は不審火として捜査している。
警察によると、箱が置いてあったのはボイラー棟と重油タンクを結ぶ屋外通路。今月11日から施設メンテナンスに入っていた業者の従業員が、箱が燃えているのを見つけ、同僚と防火用バケツの水をかけて消したという。けが人はなかった。
消防によると、同発電所から119番通報を受けたのは火災発生から約30分後の同日午前6時3分だった。同発電所は「すぐに消火できたため、現場を確認した上で通報した」としており、市消防本部は「今後は火災の規模の大小に関わらず、速やかに通報するように同社に要請する」と話している。
[ 事件事故 ]
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2018年10月20日(2297号)3面 (6,472,966byte)