2018年11月11日
25世・片山元道住職の就任を祝った晋山式
赤穂藩歴代藩主の菩提寺で義士墓所がある加里屋の花岳寺で25世・片山元道住職(49)の就任儀式「晋山式」が11日にあり、檀信徒や同じ宗派の僧侶など約120人が集まって就任を祝福した。
曹洞宗の同寺は正保2年(1645)の創立で赤穂藩を治めた浅野家、永井家、森家の菩提寺。片山住職は平成27年11月、24世住職の父・一良さん(75)から継承。就任を祝おうと、檀信徒らが晋山式の準備を進めてきた。
この日は新住職が狩衣と袴で着飾った稚児約40人とともに上仮屋の赤穂大石神社から同寺まで約1キロの道のりを参進。太鼓が打ち響く中、厳かに本堂へ入り、江川辰三管長からの辞令を交付された。
総代会長の前川渉さん(85)=中広=は「熱意を持って、私たちの期待に応えてくれるものと願っています」とあいさつ。片山住職は「仏の教えを実践して、皆様の心のよりどころとなる場所にする所存です」と抱負を述べた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年11月17日(2301号)1面 (9,101,683byte)
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