2018年11月14日
高雄公民館近くに現れた野生のサル=市農林水産係提供
11月14日午後3時半ごろ、高雄公民館の周辺に野生のサルが出没。人が乗っている車のサイドミラーにつかまったり、信号機にぶらさがって威嚇したりした。
市が「手を出すと、咬まれたり引っかかれたりする恐れがあるので気を付けて」と呼び掛けている。
猿を発見した札場日出雄館長の話では、猿は公民館駐車場の出口で地面に寝そべっていた。車で外出しようとした際、目が合った猿が運転席に向かって突進。サイドミラーが曲がったという。
札場館長は幼稚園と小学校に電話をかけ、「猿がいるので子どもたちの安全に気を付けて」と注意喚起。その後も猿が現場にとどまったため、市農林水産係に通報した。猿は駆け付けた職員を威嚇するかのように信号機にぶら下がり、その後近くの山林へ姿をくらましたという。
同係のまとめでは、今月1日に御崎と坂越でそれぞれ猿1頭が目撃され、さらに12日から14日にかけて福浦、鷏和、砂子などにも現れた。ほぼ同じ時間帯に離れた別の場所で出没していることから、「少なくとも2頭いる」(同係)とみられる。
市によると、今の季節は群れを離脱した「離れ猿」が別の群れを求めて行動する時期にあたり、「発情期でもあるので基本的に気が荒くなっている」という。
市は「特に女性や子ども、お年寄りは攻撃されやすいので絶対に近寄らないで」と注意を呼び掛けている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2018年11月17日(2301号)1面 (9,101,683byte)
コメント
猿の件、次々と防災メールから発信されていますが、当該地区のみに防災無線で周知徹底されてはどうなんでしょうか?肝心な時に防災無線は語らず…。それでは何の為に設置したのでしょうか?メール配信する事も連絡手段の一つですが、防災無線で何回かアナウンスする事が大事だと思いますよ。
投稿:防災メール 2018年11月14日
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