2019年01月01日
暴力追放栄誉銅章を授与された関孝行さん(左)と兵庫県警察本部長表彰を受けた矢野寿文さん
多年にわたり暴力追放運動に功労があったとして、「暴力団と関係を断つ会」副会長の関孝行さん(77)=関工務店会長=にこのほど警察庁長官から暴力追放栄誉銅章が授与。また、同会建設業分会役員の矢野寿文さん(72)=太平工業所会長=に兵庫県警察本部長表彰が贈られた。
2人は平成4年の同会設立と同時に入会。活動を通して暴力追放に尽力し、明るく住みやすい社会づくりに貢献した。
赤穂市内では平成23年に最後の暴力団組事務所が閉鎖。翌年には赤穂市暴力団排除条例が施行された。関さんは「みんなで一致団結して運動してきた成果が実を結んだ」と語り、矢野さんは「組事務所の前で『暴力追放』ののぼり旗を持って声を張り上げたことが心に残っている。これからも安全で安心な赤穂を守りたい」と話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2019年1月1日・第1部(2307号)1面 (8,714,445byte)
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