2019年01月12日
『にげだした ひげ』○作/シビル・ウェッタシンハ ○訳/のぐちただし ○木城えほんの郷
スリランカの絵本には、私たちが思いつかないユーモアにあふれています。
主人公のおじいさんは、いつもねずみにひげをかじってもらっていました。
あるとき、うとうとしていると、おじいさんは深いねむりにはいってしまいました。
そのうちおじいさんのひげはどんどんのびていき、木や花や村人たちにもまきつくようになってしまった夢をみました。
さて、おじいさんのひげはどうなったのでしょうか。
なんともこっけいで、ついつい笑みがこみあげてきます。
ひげそりやはさみが生まれたのはそんな昔ではありません。
昔の人々はひげをどうしていたのでしょう。想像してみてください。
それにしても、スリランカの絵本はたのしさや面白さがいっぱいつまっていますねえ。
* * *
『にげだした ひげ』○作/シビル・ウェッタシンハ○訳/のぐちただし○木城えほんの郷
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2019年1月12日号(2309号)4面 (10,712,492byte)
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