2019年01月27日
今年一年の精進を誓って弓を引いた新春初射会
赤穂弓友会の新春初射会が27日、加里屋の市民総合体育館であり、はかま姿の会員約25人が的を目がけて矢を放った。
同会は毎月1回、同体育館の弓道場で月例射会を開催。1月は初射会として実施している。
藤野尚紀会長が「平成最後の新春初射会。今年一年、一歩でも半歩でも成長できるように目標を持って頑張りましょう」とあいさつしたのに続き、射会の最初に行う儀礼「矢渡」で開会。参加者らは厳粛な空気の中、真剣な表情で弓を引き絞った。
扇などを的に見立てた余興もあり、小さな板を狙う「射割」で的中した高砂市の酒井和也さん(47)は「幸先が良い。確実に技術向上する一年にしたい」と抱負。直径9センチの金的を射止めた南宮町の原田敏弘さん(71)は「今年は年男。健康で弓道を続けられる年になれば」と縁起の良い始まりにうれしそうだった。
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