2019年02月14日
千種高校寄贈のコシヒカリで調理した巻き寿司を配食する赤穂高校調理部
ボランティアが子どもたちに食事と団らんの場を提供する「あこう子ども食堂」が14日、加里屋中洲の市民会館であり、赤穂高校調理部が巻き寿司を振る舞った。
同部は活動の一環として、手作りのクッキーやケーキなどを子ども食堂にプレゼントする取り組みを続けている。この日は部員約20人で仕込み作業を分担。卵、かんぴょう、高野豆腐など5種類の具材を入れて巻き寿司約40本を調理した。
寿司飯に使った米は、千種高校1年生が稲作体験授業で収穫したコシヒカリで、「子どもたちのために役立ててほしい」と、あこう子ども食堂の運営団体に先月寄贈された。
ほうれん草、かにかまぼこも具材に入れた巻き寿司は栄養バランスに加えて色取りも良く、おかわりする子が何人も。調理部2年の磯野麻耶さん(16)と丸山珠梨さん(17)は「千種高校のみなさんからいただいたお米を、おいしく提供しようと頑張りました。たくさん食べてもらえてよかった」と笑顔を見せた。
[ ボランティア ]
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掲載紙面(PDF):
2019年2月16日号(2314号)4面 (12,136,727byte)
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