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山火事想定して連携訓練

2019年02月25日

  • 4年半ぶりに行われた消防団連携訓練

    4年半ぶりに行われた消防団連携訓練

 赤穂市消防団(吉田清光団長)は24日、塩屋高山の赤穂ピクニック公園で山火事を想定した防火訓練を市消防本部と合同で実施。技術向上と連携強化を目的に車両19台、約250人が参加した。
 参加者に詳しいシナリオを知らせず、「公園周辺で放火があり、枯れ草から延焼拡大している」との想定のみを通知して行った。団員たちは現場指揮本部の指示でホースを担いで坂道や階段を走り、各分団のポンプ車同士をホースで連結。ため池を水源に放水した。噴霧器を背負った団員たちが人海戦術で残り火を始末する訓練も行った。
 15個分団合同の消防訓練は2014年9月以来。河本憲昭消防長は「過去に山火事で殉職した団員もいる。今回の訓練を生かし、殉職者を出さないように林野火災に当たってほしい」と総括。第10分団の米田農(みのり)さん(36)は「良い経験になった。有事には役立たせたい」と話した。


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掲載紙面(PDF):

2019年3月2日号(2316号)3面 (10,873,632byte)


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