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被災地へ思い 7回目の「絆ラーメン」

2019年03月11日

  • 今年で7回目となった「3・11絆ラーメンを味わう集い」

    今年で7回目となった「3・11絆ラーメンを味わう集い」

 東日本大震災から8年の11日夕、追悼と復興支援を目的とした「3・11絆ラーメンを味わう集い」が加里屋の赤穂市役所東側広場で開かれ、イルミネーションでライトアップした会場に大勢の市民が集まった。
 震災で亡くなった宮城県気仙沼市の塩作り名人、遠藤伊勢治郎さん(享年81)の遺志を受け継いで復活した気仙沼の塩と赤穂の塩をスープにブレンドした「3・11絆ラーメン」を食する催し。震災2年後に始まり、播州赤穂塩ラーメン組合など各種団体による実行委員会(中村千穂実行委員長)の主催で7回目となった。
 中高生などによる復興支援ソング「花は咲く」の手話付き合唱でオープニング。詩吟や三線の演奏が行われる中、3・11絆ラーメンを求める人の行列ができた。
 古浜町の会社員、遠藤英明さん(43)は妻と幼い娘2人の家族4人で来場。「被災地や防災のことを考えながら、この時間を過ごしたい」と静かに語った。
 この日の売上金と募金は気仙沼市の階上観光協会へ全額寄付される。


社会ボランティア ]

掲載紙面(PDF):

2019年3月16日号(2317号)4面 (11,079,937byte)


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