2008年01月26日
坂越小であった昔遊び体験
現代っ子に昔の素朴な遊びを体験する機会を―と坂越小学校(北野勝子校長)で「昔遊び集会」がこのほど行われ、全校児童がコマ回しや輪投げなどに興じた。
坂越地区老人クラブ連合会(前田吉昭会長)が毎年この時期に学校を訪問して実施。今年も会員約60人がビー玉、メンコ、羽根つきなど12のコーナーを設け、児童らに遊び方を教えた。
児童は自分の好きなコーナーに参加。下級生の面倒を上級生が見るなど、学年を問わない交流も自然にみられた。
「昔の遊びは子ども同士が自然に触れ合えるのがいい」と前田会長。竹馬や竹とんぼの材料にするための青竹はクラブのメンバーが山から切り出して準備したといい、「子どもたちが楽しそうに遊んでくれて準備した甲斐がありました」と喜んでいた。
踏み板を腰よりも高くして竹馬に乗っていた6年生の引本啓介君(12)は「老人クラブの人が高さを調整してくれた」と感謝。「もっと高くても乗れそう」と得意げだった。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2008年1月26日(1776号)4面 (9,892,876byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。