2008年11月26日
銀行強盗を想定して行った訓練
金融機関を狙った犯罪が懸念される年末を前に、加里屋の兵庫信用金庫赤穂支店(松本洋支店長)で26日、強盗事件を想定した緊急配備訓練があり、行員と赤穂署員約40人が参加した。
けん銃と刃物を持った男2人組が客を人質に現金200万円を奪い、車で逃走した−との設定で犯人役には警察官が扮した。行員らはマニュアルにそって非常通報装置を作動させ、犯人の車にカラーボールを投げつけた。
訓練後の反省会では、犯人の体型や着衣などを思い出して用紙に記入し、記憶の確かさをチェックした。
窓口係の中村絵理子さん(24)は「犯人の服は覚えていたが人相があいまいだった」と反省。松本支店長は「職員にとって大きな経験になったのでは。今まで以上に緊張感を高めたい」と話していた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2008年11月29日(1823号)4面 (9,492,886byte)
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