2019年03月21日
多彩な折り紙作品と作者の網本千賀子さん
色紙や千代紙で花や風物詩を折った折り紙作品展が東有年のギャラリー喫茶「ほっとたいむ」で開かれている。バラやコスモス、キキョウなど色とりどりの花弁が目を引いている。
中浜町の折り紙講師、網本千賀子さん(70)が約50組を出品している。
網本さんは塩屋保育所長も務めた元保育士。5年ほど前に市内でたまたま目にした折り紙作品に興味を持ち、退職後の趣味に選んだという。日本折紙協会の通信講座で講師認定を取得。「おり姫会」の名称でサークルを立ち上げ、折り紙の楽しさを伝えている。
電車の中や病院の待合室など外出先でも時間があればバッグから色紙を取り出して手を動かすという網本さん。作品レパートリーは動物や昆虫など多彩で「種類は数えたことがない」ほど多いという。個展は初めてで、ポピーの花束やバラのつぼみなど花関係の作品を主に展示した。それぞれの花びらの特徴が丁寧に再現されており、「一枚の紙から、いろんなものが出来る折り紙のおもしろさを感じてもらえれば」と話している。
4月3日(水)まで午前8時〜午後5時。24日と31日、1日は休み。Tel49・2992。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2019年3月23日号(2318号)4面 (9,504,731byte)
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