2019年04月01日
水路を見ながら歩いた赤穂上水道ハイキング
江戸・神田、広島・福山と並んで「日本三大水道」に数えられる旧赤穂上水道を巡るウオーキングイベントが3月31日にあり、県外を含む約90人が観光ボランティアガイドの案内で歩いた。
旧赤穂上水道は1616年(元和2)に完成。熊見川(現千種川)から引いた水を約7キロ先の城下町へ各戸給水した。昭和19年に近代的上水が整備されるまで飲用水としても利用された。
この日はJR坂越駅を出発し、現在も農業用水路として活用されている水路に沿ってウオーキング。塩屋方面へ水を分岐する「戸島枡」などを見学し、息継ぎ井戸がある加里屋の「いきつぎ広場」まで5・5キロを歩いた。
大阪から参加した清水豊文さん(66)は「赤穂は4回目。ガイドの説明があって良かった」と歴史探訪を楽しめたようだった。
このイベントは上水道完成400年の2016年から実施。今年度も4月21日、5月19日、10月20日、11月17日、3月29日の5回開催される。問い合わせは赤穂観光協会Tel42・2602。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2019年4月6日号(2320号)3面 (7,451,634byte)
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