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徳力富吉郎「富士三十六景」展

2019年05月05日

  • 多彩な構図が並ぶ「富士三十六景」展

    多彩な構図が並ぶ「富士三十六景」展

 個人蔵の版画を展示する尾崎の「たでのはな美術館」(佐野正幸館主)で改元記念企画展「京版画 徳力富吉郎 富士三十六景」が開かれている。
 西本願寺絵所の家系に生まれ、色板を数十枚摺り重ねる技法で日本画の味わいを版画で表現した徳力が、「紀元二千六百年」に合わせて昭和15年に発表した連作「富士三十六景」の全36点を展示。日本の象徴とされる富士山をさまざまな視点で描いた多彩な構図が目を引く。
 5月28日(火)まで午前10時〜午後4時。水曜休館。入館料200円(小学生以下無料)。Tel090・3496・4282


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