2019年06月12日
樫本大進さんⒸKeita Osada=Ossa Mondo A&D
赤穂ゆかりの世界的ヴァイオリン奏者、樫本大進さんが自ら音楽監督を務める「ル・ポン国際音楽祭2019」(9月28日〜10月5日)の開催概要がこのほど発表。一般チケットの発売開始は7月30日(火)に決まった。
同音楽祭は幼少期を母親の故郷の赤穂で過ごした樫本さんの発案で2007年に始まった。樫本さんが世界最高峰のオーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに就任して以降も継続して開催され、毎回樫本さんと親交のある実力派アーティストたちが世界各国から来穂して名演を披露している。
今年は赤穂市内で野外ステージ2回を含む4回、姫路で2回の計6公演。主催者によると、「グローバリゼーション」をテーマとし、来年に生誕250周年を迎えるベートーヴェンを中心としたプログラムを構成。ミュンヘン室内歌劇場音楽監督のナビル・シェハタ(コントラバス、ドイツ)、フランス芸術文化勲章受章者のエマニュエル・パユ(フルート、スイス)、世界有数のソロ・トランペット奏者のセルゲイ・ナカリャコフ(ロシア)など9カ国14人が出演を予定している。
全席指定で一般チケット(1000円)は7月30日から赤穂市文化会館ハーモニーホール窓口や主なプレイガイドで発売。備前市民・上郡町民限定の「定住自立圏チケット」(1000円)、「親子ペアチケット」(1000円)は往復はがき(7月5日消印有効)で申込み受付中。また、レセプションと公演への招待などの特典がある協賛(一口5万円)と寄付(同1万円)も受け付けている。詳しくは同音楽祭事務局Tel43・6867(市企画広報課)まで。
開催日程は次のとおり。
▽9月28日(土)17時=赤穂城跡特設会場(雨天時は赤穂市文化会館ハーモニーホール)
▽29日(日)17時=同
▽10月1日(火)18時半=赤穂市文化会館ハーモニーホール
▽2日(水)18時半=同
▽4日(金)19時=パルナソスホール
▽5日(土)18時=同
掲載紙面(PDF):
2019年6月29日号(2330号)1面 (7,126,646byte)
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