赤穂民報

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ゆかりの篠笛で奏でる有年の情景

2019年06月18日

  • 城山如水さん=前列右から2人目=が主宰する「播州しの笛赤穂義士教室」のみなさん。後列右端が奥野勇雄さん

    城山如水さん=前列右から2人目=が主宰する「播州しの笛赤穂義士教室」のみなさん。後列右端が奥野勇雄さん

 和笛でオリジナル曲や叙情歌などを奏でる演奏会「播州しの笛の調べ〜赤穂義士、有年」が6月23日(日)、東有年の有年公民館で開かれる。
 篠笛奏者の城山如水さん(67)=姫路市鍵町=と、城山さんが赤穂市文化会館で指導する「赤穂義士教室」の会員など8人が出演。使用する竹製の横笛は7年前に70歳で他界した西有年の笛作り名人、安本雄美(本名信雄)さんが手作りしたもので、安本さん亡き後は上仮屋北の奥野勇雄さん(77)が提供している。
 同教室は毎年、安本さんを追悼する思いを込めて演奏会を開催しており、城山さんは「素朴で澄んだ音色に、ゆったりと浸っていただきたい」と話している。
 午後2時〜3時半。入場無料。安本さんが語る有年の情景に着想して城山さんが作曲した「有年の風景歌」をはじめ、「刃傷松の廊下」「月の沙漠」など約20曲を披露する。Tel079・262・6896(城山さん)。


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