2019年06月20日
一本一本気持ちを込めて揮毫される「祓うちわ」
坂越の大避神社で6月30日の輪越祭へ向け、家内安全を願う「祓うちわ」の製作が始まった。魔除けの意味があるという赤いうちわに生浪島堯宮司(75)が「祓」の文字を一つ一つ墨書。当日までに大小500本を書き上げる。
同神社では毎年6月30日に残り半年の無病息災を祈願する大祓式を行い、約40年前から参拝客に祓うちわを頒布している。
「祓」の一文字を書いた竹うちわ(幅23センチ)は1本400円。「大祓」と書した大判うちわ(幅28センチ)は1本1400円。生浪島宮司は「災害のない穏やかな令和元年になるように」と願いながら筆を運んでいるといい、「うちわの風で身を清め、すがすがしく夏を過ごして」と話している。
送料別で郵送も可。予約も受け付けている。Tel48・8136。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2019年6月22日号(2329号)4面 (13,823,485byte)
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