2019年06月22日
全日本高齢者武道大会で初優勝した千崎武司さん
55歳以上の剣士たちが熟練の技を競う第41回全日本高齢者武道大会の剣道男子65〜69歳の部で、赤穂剣道連盟会長の千崎武司さん(66)=七段教士、城西町=が初優勝を飾った。
大会は今月3日、東京都千代田区の日本武道館で行われ、剣道男子65〜69歳の部にはぜ169人が出場した。千崎さんは予選リーグから決勝トーナメントまでを通じて全7試合を相手に一本も与えず勝利。決勝は7分に及ぶ延長戦の末、会心の面で決着をつけた。
中学から剣道を始め、高校・大学時代も打ち込んだ。社会人になって就職した兵庫信用金庫でも先輩たちと剣道部を立ち上げて稽古を継続。定年退職した現在は週5日汗を流す。
初出場だった昨年大会はベスト16止まり。今大会は勝負にこだわって辛抱強くチャンスを待ったという。「一度は『全日本』の付く大会で優勝したかったので念願を叶った」と喜び、「次は八段への昇段を目標に精進したい」とさらなる研鑽を誓った。
[ スポーツ ]
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。