2019年07月06日
『インドのむかしばなし にげろ! にげろ?』 ○再話・絵/ジャン・ソーンヒル ○訳/青山南 ○光村教育図書
インドのシャカ国の王子ゴーダマシッダルダの教えを後世に伝える「ジャータカ」というお話が生まれ、2500年以上にわたって人の生き方(「おもいやり」や「やさしさ」等)について語られてきました。
シャカの教えがカナダのシャン・ソーンヒルさんによって絵本になりました。
いつも心配ばかりしているウサギは、マンゴーが一つ落ちたことで大変なことがおきる、と仲間のウサギからイノシシ、シカ、トラそしてサイに伝え、森は大騒動になりました。
最後に話を聞いた一頭のライオンによって、もとの静かな森にもどりました。
これに以たような話は、今日の世の中でも何度も何度もおこります。
おシャカ様は、この物語をとおして私たちに何を語ろうとしたのでしょう。
この絵本によって、遠い遠い仏の世界がすごく身近に感じられました。
インドの昔話「ジャータカ」が読みたくなりました。
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『インドのむかしばなし にげろ! にげろ?』○再話・絵/ジャン・ソーンヒル○訳/青山南○光村教育図書
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2019年7月6日号(2331号)4面 (10,906,640byte)
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