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「詐欺に遭わないで」寸劇でPR

2019年07月05日

  • 寸劇で詐欺への注意を呼び掛けた消費生活講座

    寸劇で詐欺への注意を呼び掛けた消費生活講座

 高齢者を狙った悪質商法や架空請求などにだまされないための消費生活講座が坂越のデイサービスセンターいきしまでこのほどあり、利用者や家族など約60人が受講した。
 兵庫県西播磨消費生活センターの出前講座を活用。内閣府消費者委員会の委員を務める大森節子さん(NPO法人C・キッズ・ネットワーク理事長)を講師に招いた。
 講座では、職員が犯人役、被害者役になり、警察官をかたってだますケースや還付金を口実にした詐欺など、実際にあった事例を寸劇方式でわかりやすく紹介した。
 一定期間内なら契約を解除できる「クーリング・オフ」の制度や、188番に電話すればつながる全国共通の電話相談窓口「消費者ホットライン」も案内した。大森さんは「相談することが次の被害予防にもつながるので、もし、トラブルに巻き込まれたら一人で悩まずに相談してほしい」と呼び掛けた。
 受講した坂越の寺井秀光さん(65)は「もしものときは、きょう聞いたことを参考にして対処したい」。山本順也施設長は「市内でも被害が出ているようなので、少しでも被害防止に役立てば」と話した。
 同センターの消費生活出前講座は、自治会や地域団体などの集まりに無料で講師を派遣している。問い合わせはTel58・1193


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2019年7月6日号(2331号)3面 (10,906,640byte)


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