2019年07月13日
坂越湾遠泳へ意欲を高める坂越小6年生
毎夏最上級生が地元の海で遠泳に挑戦する坂越小学校(西山孝幸校長)で、ライフセーバーによる講習会が12日にあり、6年生児童が7月21日(日)の本番へ向けて泳ぎを練習した。
坂越湾の沖合に浮かぶ生島まで海岸から泳いで往復するチャレンジ。明治・大正期に行われた「海上運動会」を1980年に「海洋訓練」として復活し、同校の伝統行事となっている。40回目となる今年度は「S・E・A(坂越遠泳アクティビティ)チャレンジ」と名称を変更。より安全性を高めようと、NPO法人神戸ライフセービングクラブ(山根嘉樹理事長)からインストラクター2人を招いた。
6月中旬から学校プールでペアになって励まし合いながら長い距離を泳ぐトレーニングを続けている児童たち。この日は「水に親しむ」ことを重点に水中に潜ったり、体が疲れたときに仰向けになって浮かぶこつなどを練習した。
「教わったことを取り入れて全員完泳を目指したい」と寺下空輝(そら)君(12)。丸尾栞愛(かんな)さん(11)は「達成感をいっぱい感じられるように頑張る」と意欲を見せた。山根理事長は「海はプールと違って海藻やクラゲが当たってびっくりするかもしれない。お互いに励まし合いながらゴールを目指して」とエールを送った。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2019年7月20日号(2333号)1面 (9,976,627byte)
コメント
山根理事長の発想素敵ですね。仲間と励まし合いながら無事にゴールを目指してください。
投稿:つるりん 2019年07月14日
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