2019年07月16日
演奏体験もあった和太鼓コンサート
漫画「タイガーマスク」の主人公・伊達直人の名で公共施設や福祉施設へ善意のプレゼントを続ける男性が「赤穂の子どもたちへ」と和楽器コンサートを16日、古浜町の塩屋公民館で開催。幼稚園と保育所の園児約190人を招待した。
たつの市を拠点とする和太鼓集団「新龍太鼓」のメンバー7人が躍動感あふれる演奏でオリジナル曲「一生懸命」「天空」など4曲を披露。宍粟市の篠笛奏者、新見(しんみ)美香さん(43)は横笛で「赤とんぼ」やアニメ曲を奏でた。
男性は昭和62年ごろから兵庫県内の児童養護施設を中心に図書券や文具、スポーツ用品などを本名は明かさずに寄贈。8年ほど前からは「子どもたちに手を差し伸べる人が一人でも多く現れてほしい」との思いから、あえて話題になるように「伊達直人」を名乗り、タイガーマスクのイラストをプレゼントに添えるようにした。
「タイガーマスクさんの思いが届くように、気持ちを込めて演奏しました」と新龍太鼓の岡村三保子代表(67)。塩屋幼年長組の北村蒼空(そら)君(5)は「太鼓の大きな音がすごくて胸がドキドキした」と心に残った。
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掲載紙面(PDF):
2019年7月20日号(2333号)4面 (9,976,627byte)
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