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赤穂民報川柳〔第64回〕大上三穂子・選

2019年07月20日

 
【今回の課題】「光」
▽秀作
 木漏れ日を受ける亡き師の恵みとも
           大黒 政子(古浜町)
 【評】眼目は光という語を使用せず、木漏れ日を投げつけ、光に命を意識さす手練の句。

▽佳作
 夢抱き令和元年光射す
           西原 律子(鷏 和)
 種差の光明注ぐ一筋に
           春田 千明(加里屋)
 (注)種差(たねさし)は青森県の地名で、画家・東山魁夷が愛した地。
 朝つゆに光るあじさい散歩道
           高橋智恵子(尾 崎)
 * * *
【次回以降の課題】
 ▽第65回(7月31日締切)=自由吟
 ▽第66回(8月31日締切)=課題吟「月」
 * * *
 ▽応募要領=官製はがきに課題と作品(1回につき1人1句、自作未発表の句に限る)、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送
 ▽選者=大上三穂子(川柳赤穂吟社創立世話人、播磨川柳協会常任理事)
 ▽入選句発表=秀作1句と佳作3句を本紙ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表。


赤穂民報川柳 ]

掲載紙面(PDF):

2019年7月20日号(2333号)3面 (9,976,627byte)


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