2019年08月13日
親子とボランティアが一緒に調理を楽しんだ食育チャレンジ教室
夏野菜たっぷりの食事を親子でつくる「あこう子ども食堂 食育チャレンジ教室」が加里屋中洲の赤穂市民会館でこのほどあり、茄子やトマト、ピーマンなどを使ったメニューを調理して会食した。
子どもたちに調理の楽しさを通して食の大切さを知ってもらおうと、子ども食堂を運営する赤穂市地域活動連絡協議会が赤穂健康福祉事務所と共催した。4歳から小5までの親子約20人が4班に分かれて調理した。
にんじん、しめじなどが入ったオムレツ、加熱したピーマンにカレー粉とツナを加えた和え物など5品を調理。玉ねぎ、かぼちゃなど野菜をふんだんに使った味噌汁は煮干しから出汁をとった。
母と妹の親子3人で参加した中広の小学3年、齊藤那由多(なゆた)君(8)はにんじんやネギを下ごしらえ。「上手にできて楽しかった。家でもまた作りたい」と包丁を動かしていた。
食材の一部は、市民やフードバンクから寄贈されたものを活用。調理指導には民生委員児童委員とボランティアグループ「いずみ会」のメンバーが加わった。同協議会の岩崎由美子会長(54)は「これからも子どもたちに関わる人たちの横のつながりを広げたい」と話した。
[ 子供 ]
掲載紙面(PDF):
2019年9月7日号(2339号)4面 (8,770,853byte)
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