2019年08月22日
デビューコンサートへ向けて練習に励む赤穂市ジュニアバンド
吹奏楽演奏を楽しみたい赤穂市内の小学4年生から中学3年生までを対象に今年5月に発足した「赤穂市ジュニアバンド」(小山寛団長)が8月29日(木)、中広の市文化会館ハーモニーホールでデビューコンサートを開催する。メンバーたちは「練習の成果を発表できるのが楽しみ」と意気込んでいる。
昨年の全日本小学校バンドフェスティバルで銀賞を受賞した赤穂小学校金管バンドクラブを今年3月まで指導した坂越小教諭の長安健太さん(40)=中広=が「子どもたちが楽器演奏や合奏を楽しむ場を提供したい」と立ち上げた。自ら副団長としてコーチとなり、赤穂小学校の音楽室で土曜日午後に月3回練習。夏休み中は猛暑を避け、空調設備のある市文化会館で週2〜3回練習してきた。
メンバー28人のうち約4分の1は自分が通う学校に吹奏楽のクラブや部活がなかったり、これまで管楽器を演奏したことのない初心者だ。長安さんは「コンクールで良い賞をとるのが目的ではなく、楽器演奏やみんなと音を合わせるという、音楽のもつ本来の楽しさを追求したいと考えています」と話す。8月上旬には岡山・閑谷学校の青少年研修センターで1泊2日の合宿を行い、団員同士のつながりを深めた。
デビューコンサートは1階市民ロビーで午後6時開演。無料。「美女と野獣」「ボヘミアン・ラプソディ」など5曲。坂越小コーラス部が特別出演する。長安さんは「子どもから大人まで楽しんでもらえるプログラムなので、お気軽に聴きにきてもらえれば」と話している。
新入団員を随時募集中。入団費3000円、月団費2000円。また、金管・木管を指導するコーチ、楽器寄贈も募集している。問い合わせはメール(akojband@gmail.com)で。
掲載紙面(PDF):
2019年8月24日号(2337号)3面 (11,489,880byte)
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