2019年09月18日
小豆島観光協会との連携協定調印式=赤穂観光協会提供
観光振興へ向けて県境を越えた協力を図ろうと、赤穂観光協会(田淵新悟会長)は17日、香川県の小豆島観光協会(堀川満弘会長)と観光連携協定を結んだ。
互いの地域の人的・知的資源を有効活用し、総合的な観光振興を目指す狙い。赤穂と小豆島を結ぶ観光ルートの確立をはじめ、観光情報発信や魅力開発、マーケティング活動などで協力する。
特産のオリーブ、映画「二十四の瞳」で知られる小豆島は、小豆島町と土庄町からなり、人口は約2万7000人。2017年の観光客入込数は約106万人となっている。ピークだった1989年の約138万人からは減少しているものの、近年は訪日外国人の増加傾向がみられるという。
調印式は小豆島町内の宿泊施設で行われ、両会長が協定書に署名した。かつて、赤穂からの移住者が小豆島に塩作りを伝えた歴史的背景を踏まえ、田淵会長は「小豆島とは元々、人のつながりが強かった。互いに手を組んでそれぞれの物語を観光振興に生かしたい」とコメント。堀川会長は「お互いが補えるような協力をしていきたい」と抱負を語った。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2019年9月21日号(2340号)3面 (7,942,012byte)
コメント
訪日外国人には特に有効だと思う。
考えてみれば、赤穂だけを目指して海外旅行に来る人は少ないだろう。
広島ー姫路・大阪の間に寄ってもらう、瀬戸内エリアのひとつとして選んでもらうなど、どこかとセットにするのが効果的だと思う。
「国内人口の減少→日本人観光客の減少」は確実なのだから、その減少分を訪日外国人の増加に期待するしかない。
とにかく小豆島との連携、うまく行くといいですね!
投稿:穂の香り 2019年09月20日
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